高槻一念寺

高槻市下田部町のお寺 (浄土真宗本願寺派)です

一念寺茶道教室 4月8日のお稽古報告

本日は茶道教室でした。
今日も楽しく美味しくお稽古をしていただきました。


配布法話 「今を積み重ねる」パンタカのおはなし 『ののさま』10周年

一念寺門前設置の配布法話を更新しました。
今を積み重ねる




お釈迦さまの入滅物語

 
 お釈迦さまが80歳になられたときのことでした。雨期の雨が降り注ぐのを眺めながら、お釈迦さまはアーナンダという仏弟子に話しかけられました。アーナンダはお釈迦さまの身の回りのことを任された仏弟子でした。
 「アーナンダよ、わたしはもう随分と老いてしまった。この人生の旅路ももう終わろうとしているようだ。見てみなさい。ちょうど今、雨の中を通っていく古ぼけた荷車がある。荷車は自ら動くことはない。牛につながれた革紐に引かれて、やっとのことで動いている。そして、長年牛に引かれ傷んだあの荷車はもうすぐ壊れ、そして朽ちてしまうことだろう。私もあの荷車と変わらない。紐に引かれて、かろうじてこの人生の旅を続けている。そして、その旅ももうじき終わる。」
それを聞いて、アーナンダは驚き、目を見開いてお釈迦さま駆け寄り申し上げました。


『ののさま』が10周年



仏教・浄土真宗のアレコレを、わかりやすくポップに伝えるフリーペーパー『ののさま』が創刊から10周年をむかえました。

今号では若院の保田正信が法話を書いています。

配布法話 「氷がとけると水になる」

一念寺門前設置の配布法話を更新しました。
「氷がとけると水になる」

PDFはこちら


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氷がとけると水になる
 浄土真宗の開祖親鸞聖人は京都のお方ですが、承元の法難にあって越後(新潟)に流されました。京都では見れないような豪雪をご覧になり驚かれたことでしょう。そんな親鸞聖人はこのようにお示しです。
「かならず煩悩の氷とけ
 すなはち菩提の水となる」
ここでは、人の煩悩を「氷」、仏の菩提(悟り)を「水」にたとえられています。