中啓を購入しました
こちらは中啓(ちゅうけい)という法具です。
パッと見ると扇子のようですが、上の部分が広がっています。
開いてお経本を置いたりするのに使います。
中啓が何故このような形をしているのか?
少し気になったので調べてみました。
もともと、中啓はただの扇であったそうです。
というのも、日本で扇が最初に創られたときには、片面にしか紙が貼られていませんでした。
その扇が中国へ渡ったときに両面に紙を貼るように改造されます。
当時は紙を薄く作る技術が無かったために、両面に貼ってしまうと紙を貼った部分が厚くなってしまい、必然的に「中(はかばから)啓(ひらいた)」形になったのだそうです。
その後、薄い紙が作られるようになり、扇は真っ直ぐな形になっていくのですが、儀式用としてひらいた形のものがそのまま使われるようになり、法具としての中啓はこの形になったのだとか。
法具の中には日常で使っていたものがもとになっているものが沢山あります。
たとえば払子(ほっす)は虫を払う道具、如意棒は背中をかく孫の手が法具になったものです。
儀式というのは非日常的なもののように思えますが、意外と日常にあるものが、その形を変えて使われていたりするんですね。
さて
中啓が何故このような形をしているのか?
少し気になったので調べてみました。
もともと、中啓はただの扇であったそうです。
というのも、日本で扇が最初に創られたときには、片面にしか紙が貼られていませんでした。
その扇が中国へ渡ったときに両面に紙を貼るように改造されます。
当時は紙を薄く作る技術が無かったために、両面に貼ってしまうと紙を貼った部分が厚くなってしまい、必然的に「中(はかばから)啓(ひらいた)」形になったのだそうです。
その後、薄い紙が作られるようになり、扇は真っ直ぐな形になっていくのですが、儀式用としてひらいた形のものがそのまま使われるようになり、法具としての中啓はこの形になったのだとか。
法具の中には日常で使っていたものがもとになっているものが沢山あります。
たとえば払子(ほっす)は虫を払う道具、如意棒は背中をかく孫の手が法具になったものです。
儀式というのは非日常的なもののように思えますが、意外と日常にあるものが、その形を変えて使われていたりするんですね。
さて
今回購入させていただいたコチラは金銀、両面が使えそうなデザイン。
金は報恩講、銀は永代経で使うのに良いかもしれません。
この中啓は売上の一部が子ども食堂に寄付されるということで購入させていただきました。