礼讃文(三帰依文)
随分昔、礼讃文(三帰依文)について調べた文章が出てきたので、ブログに掲載しておきます。
調べてみて見えてきましたが、このご文はかなり禅宗的な出拠を元に編纂されているようです。
編纂者とされる大内青巒が禅僧であったので当然なのかもしれません。
高槻市下田部町のお寺 (浄土真宗本願寺派)です
2024年6月19日 作成
三部経の繰り読みをしていて観経の中品上生のところに「八斎戒」という戒が出て来ました。
仏教徒にはまもるべき戒律というものがあります。
戒はさとりを目指す仏教徒として自らまもるべきもので、律は教団の集団におけるルールです。
その中でも、八斎戒は在家の信者(=男性の優婆塞、女性の優婆夷)が日を定めてまもるべきものとされています。
浄土真宗に戒はありませんので観経のこの部分は「まもろうとしてもまもれない自分のすがたを知らされるところ」として読むのが良いのではないかと思います。しかし「それにしても、そもそも戒律について詳しく知らない自分のようなものが、まもれないことを実感するというのは難しいな」と感じたので簡単に調べてみました。