浄土真宗はどんな宗派?
親鸞聖人が歩まれた平安時代末期から鎌倉時代中期は、戦乱や天災によって世の中が乱れ、さらに「末法思想(まっぽうしそう)」の影響により、多くの人々が「自分は救われないのではないか?」という不安の中にありました。
当時、旧来の仏教が説く「厳しい修行」や「多額の寄進」によって功徳を積むことは、一般の庶民には到底かなわぬことだったのです。
そのような中、あらゆる人々に対し「ただ南無阿弥陀仏の念仏を称えれば救われる(専修念仏)」と説かれたのが法然聖人でした。親鸞聖人はその教えに深く感銘を受け弟子となり、生涯、法然聖人の弟子として南無阿弥陀仏を喜び、阿弥陀如来のお慈悲の心(本願)を明らかにされました。
親鸞聖人のご往生後、聖人が生涯にわたって追求された「絶対他力」の信心と念仏の教え(信心正因・称名報恩)を継承した人々によって、浄土真宗は独立した宗派として確立されていきました。