これから浄土真宗を初める人へ(真宗門徒の生活)
真宗門徒の生活は、南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)のお念仏を口にいただきながら、お仏壇(ご本尊)を中心にした、勤行(読経・お勤め)と聞法(教えを聞くこと)の生活のです。
【朝夕の勤行(読経・お勤め)】
毎日、朝と夕にお仏壇の前でお経を読みます。
おすすめは『正信偈』ですが、お時間がない時には『讃仏偈』や『重誓偈』が短めで良いでしょう。
聖典はお寺でも購入可能です。(数百円~千円ほど)
本堂で使用している本でもよろしければ無料でお譲りいたします。
お勤めは修行ではなく、阿弥陀さまの他力の救い(南無阿弥陀仏)に出あえた喜びと感謝を表現する儀式で、大切な時間です。
【御給仕(おきゅうじ)】
お仏壇へのお供えのお世話をさせていただくことです。
- 仏飯(ぶっぱん):基本は白いご飯をお供えします。パン食の場合はパンでもかまいません。自分がいただく前に仏様にお供えする気持ちでお供えします。お供え後はすぐにお下げして、お下がりをいただいてかまいません。
- お花:生花の仏花をお供えします。仏花は、スーパーなどで数百円で買うことができます。
- お香:浄土真宗では線香は立てずに、香炉の大きさに合わせて二回ほど折って、横に寝かせてお供えします。
他にも、頂き物のお菓子なども、いただく前に仏様にお供えしてからいただくのが望ましいです。
【荘厳(しょうごん)】
お仏壇の中をきれいに整え、お飾り(飾り付け)をすることを「荘厳」と言います。
基本的なお飾り(三具足)
- 香炉:香りのお供えです。
- 花立て:いろどりをお供えします。
- 燭台(しょくだい):温かさと明かりのお供えです。
荘厳は、お経に説かれている極楽浄土の光景をお仏壇の中に表現したものです。お仏壇には不要なものを入れずに、常にきれいに保つようにしましょう。
【月命日・月忌まいり】
※浄土真宗では位牌ではなく過去帳を用います。月命日
- 故人様がご往生された「日」と同じ毎月の日です。
例えば1月15日にご往生された方の月命日は、2月15日、3月15日、4月15日……というように毎月15日が月命日です。 - 月忌まいり(月まいり)
- 毎月の月命日付近に僧侶が自宅のお仏壇でお経を勤めます。
故人を偲ぶとともに、毎月定期的に教えを聞く(聴聞・ちょうもんする)大切な機会となります。
偲ぶ故人が特にいない場合も、ご希望があれば毎月お参りいたします。
【祥月命日(しょうつきめいにち)】
毎年のご命日にお勤めする法要です。
「月忌参りは不要でも祥月命日だけはお勤めしたい」など、柔軟に対応いたします。
【年忌法要(ねんきほうよう)】
節目の年に行う法要です。
節目の年
一周忌(亡くなってから満1年)、三回忌(満2年)、七回忌(満6年)、十三回忌(満12年)、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌など。
ご往生された故人を縁として、生きている私たちが教えに出あい、ともにお念仏をよろこぶ、報恩感謝の集いです。
家族・親族をはじめ、友人など縁ある人が集まり、ともに仏前でお勤めをします。
ご自宅以外にも、一念寺本堂や葬祭ホールで勤修することができます。
その他、一年を通じて報恩講を中心に、永代経、彼岸、盆などの法要がありますので、できるだけご参加ください。