高槻一念寺

高槻市下田部町のお寺 (浄土真宗本願寺派)です

お釈迦さまの入滅物語

 
 お釈迦さまが80歳になられたときのことでした。雨期の雨が降り注ぐのを眺めながら、お釈迦さまはアーナンダという仏弟子に話しかけられました。アーナンダはお釈迦さまの身の回りのことを任された仏弟子でした。
 「アーナンダよ、わたしはもう随分と老いてしまった。この人生の旅路ももう終わろうとしているようだ。見てみなさい。ちょうど今、雨の中を通っていく古ぼけた荷車がある。荷車は自ら動くことはない。牛につながれた革紐に引かれて、やっとのことで動いている。そして、長年牛に引かれ傷んだあの荷車はもうすぐ壊れ、そして朽ちてしまうことだろう。私もあの荷車と変わらない。紐に引かれて、かろうじてこの人生の旅を続けている。そして、その旅ももうじき終わる。」
それを聞いて、アーナンダは驚き、目を見開いてお釈迦さま駆け寄り申し上げました。


配布法話 「氷がとけると水になる」

一念寺門前設置の配布法話を更新しました。
「氷がとけると水になる」

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氷がとけると水になる
 浄土真宗の開祖親鸞聖人は京都のお方ですが、承元の法難にあって越後(新潟)に流されました。京都では見れないような豪雪をご覧になり驚かれたことでしょう。そんな親鸞聖人はこのようにお示しです。
「かならず煩悩の氷とけ
 すなはち菩提の水となる」
ここでは、人の煩悩を「氷」、仏の菩提(悟り)を「水」にたとえられています。


配布法話「お正月のおはなし」ウサギの仏教説話から


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2023年がはじまりました。
今年はウサギ年、ということで、ウサギさんの有名な仏教説話から配布法話を書いてみました。

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お正月のおはなし
 一年をお念仏で始められること、おめでとうございます。
ウサギ年ですのでウサギの仏教説話をご紹介します。


配布法話 「除夜の鐘」



今年は除夜の鐘をつきに来られた子どもさんに、お菓子(飴かチョコ)をプレゼントしました。
いつまでも残る思い出になれば良いなあと思います。

例年になく沢山の方がおまいりされて行列ができていました。
SNSの効果かな??
2023年の大晦日にもつきに来てくださいね。


この配布法話は除夜の鐘をついてくださった皆さんにおくばりしました。
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除夜の鐘
 除夜の鐘は、一年の煩悩を払うためにつくと思われがちですが、宗派によって考え方には違いがあるようです。


11月 掲示法語更新



掲示法語を更新しました。